某カルト団体の某ディストピアチックな遺伝子交配により生を受ける。
小学生時の某月某日、母が他界。
高校を中退。以後恒久的に無職。
医者に双極性障害の診断をされる。
ブログを書き始める。
テクノロジーが発達し、この世界が実は形而上的存在によるライフゲームだということが証明される。
自分たちが高度な知的生命体により作られた生命体であることにショックを受けると同時に怒りを覚えた人類は、超自然的生物〈ナノヒューマドイドケーニッヒ〉通称N.H.K.に対して全面戦争を宣言する。
しかし、決められたアルゴリズムに従って行動している人類にとって自由意志とは何かという耐え難い疑問により戦意喪失*1。
この戦いが歴史の闇へ葬られ、件の学説は極秘情報として一部の最高機関に所属する者のみが知ることとなる。
17歳で他界。辞世の句は、「わたしが死んでもあなただけは幸せに」百億光年にひとりの宇宙級美少女だったと後に語り継がれる。
*1:一説にはN.H.K.がプログラムを改変したことによる影響だとも言われる