にわか知識で書くオペラの思い出

今回書きたいのは声楽のオペラではなくウェブブラウザのoperaのことだ。

何を書きたいかっていうと、長年使ってきた愛着や、結局メインで使うことがなくなった経緯についての話である。

 

私はパソコンの大先生*1になる以前、多くの〈パソコンめったに使わないユーザー〉と同様インターネットエクスプローラーを何の疑問も持たず使っていた。使いにくいだとか思う以前に、インターネットってこれ使ってやるものでしょ、的な考えで使っていた。

あるとき、もはやきっかけは忘れてしまったが、おそらくは旧2chかどこかで目にしたのだろう*2IEを特別な理由なく常用してる奴は間抜けだと。

だから変えた。operaに変えた。なんでoperaだったか。

そういえばtorrent関連の機能が充実してたからな気がする。torrentといえばもっぱらイリーガルな*3使われ方しかされてないイメージだが、当時の自分は何らかのDTM用フリープラグインだかがtorrentによって公式で配布されていて、それを入手するために使い始めたような気がするが正直記憶に自信がない。

まあ、使い始めたきっかけはだいぶあやふやなわけだが、使っているとその便利さに病みつきになり、「IE? なにそれおいしいの?」といったようにoperaを盲信することとなる。opera最強伝説。

なんといっても読み込みが速いと謳われていて、実際速いような気がした。他のブラウザ使ってないけど。

何より、使い続けていると馴染んできて、他のブラウザなんて靴ずれするような気がして使いたくなかった。自分の使いやすいようカスタマイズして、もう最適解が成り立ってると思った。

 

しかし、operaの時代は終わった。

 

あるとき、根本的に仕様が変わり、それまで愛用していたアドオンが使えなくなるは設定がまるっきり違うわで、もはやそれは影武者が本人ヅラしてるが如くだった。もうムリ。。。ブラウザ変えよ。。。

 

というわけで今現在はFirefoxを使っているわけだが、もうだいぶ馴染んで――たまに開きまくったタブが塵芥のように消え去り復元できないことに嘆くこともあるが――おおむねこの環境に慣れてきた。

それでも私のバージンを奪ったのはopera、おまえなんだ。今でも旧バージョンがアンインストールされずに残っている。俺はおまえを忘れねえからな。地獄でまた会おう。

*1:書くまでもないが揶揄としての

*2:同時に専ブラなるものも知ることとなった

*3:といっても一昔前のだろうか